ニプーの失敗談

【リアル体験記】公務員 臨時職員 年収200万の仕事の裏側 募集が急増中の注目の仕事は・・・

こんにちは

努力型ブロガー

「ニプー」です。

 

 

今回は

県庁臨時職員時代に経験した

人生において全く意味のない

超絶無駄な時間のお話です(笑)

 

2020年4/13日現在

コロナ救済措置により

全国の自治体で

臨時職員の採用の増加が広がりつつあります。

 

この記事は臨時職員に興味あるけど

実際どういう仕事なの?

年収200万でこき使われるの?

という方向けのリアル体験記事になります。

 

 

 

公務員から臨時職員へ

本題に入る前に簡単に説明しますが

 

ブログ主は元公務員です。

市役所で働いていました。

 

大金を求め公務員を辞めた後

ブラックな肉体労働しながらネット副業を

していましたが、

怪我をしてしまいブラック肉体労働を退職。

 

すぐに働ける職場を探したところ

たまたま県庁の臨時職員を募集していたので

受けてみました

 

 

契約期間は10月1日から翌年の3月末までの半年間

ちなみに仕事内容はほぼ雑用です。

 

要綱に仕事内容が小難しく書いてありますが

臨時職員は簡単な仕事しかしない

ことを知っていたのでお構いなしです。

 

 

試験は面接のみ、そもそも落とす試験ではないし

元公務員なので楽勝!

 

合格通知は面接日の2~3日後に電話で

知らされました。

 

「もしもし、お世話になります。〇〇課の〇〇です。ニプーさんのお電話でお間違いないですか」
職員さん
ニプー
「はい、お世話になりますニプーです。」
「早速ですが、以前審査させていただいた〇〇課、臨時職員の試験結果についてですが、合格しましたので~~」
職員さん
ニプー
「ありがとうございます」
「ちなみに9月の〇〇日に引継ぎに来れますか?」
職員さん

 

 

 

え?10月からスタートなのに事前に引継ぎ?( ゚Д゚)

しかもボランティアで?マジすか

・・・でもここは断れないな(`・ω・´)

 

ニプー
「大丈夫ですよ~♪」
「ありがとうございます。ではお待ちしております」
職員さん

 

 

引継ぎか・・・

市役所の臨時職員の仕事レベルだと

引継ぎなんてする必要ないと思ったけど

県庁はやっぱり忙しいのかな(・・?

 

 

そう自分を納得させて

指定された日に職場に赴きました。

 

そこで一通り引継ぎを受けましたが

本当に事前にやる意味あるの?

っていう内容でした(笑)

 

 

こうして

県庁の臨時職員として働くことが

無事決まったわけですが

正直なところ、公務員から臨時職員に

なることに屈辱的な思いを抱えていました(;´Д`)

 

 

しかし、背に腹は代えられません。

とにかくこの半年間

正規職員さんの手となり足となり

仕事をサポートさせていただきやす(`・ω・´)b

 

という気持ちに切り替えてついに初登庁!

 

 

 

衝撃の初登庁

県庁は朝8時30分から始業です。

初日なのでとりあえず30分前に到着。

 

すると、職場はガランとしていて

上の役職の方が2人だけいました。

 

とりあえず挨拶周りをして

新たに出勤した方にも挨拶していきます。

 

 

その時分かりましたが、

実は僕と同じ日に

もう1人、女性の臨時職員が

働き始めることを知ります。

40歳くらいのおばちゃんでした。

1つの課に2人も臨時職員がいることになります(;^ω^)うーん、いらんやろ

 

 

そして時刻は8時30分

ついに、アレが始まりました。

 

職員さん
パンパン!「 はい注目、今日から半年間臨時職員で働かれますニプーさんと〇〇さん(おばちゃん)です。ニプーさんから一言お願いします」

 

来たー(;´Д`)

スピーチとか苦手なやつや

 

ニプー
「ニプーと申します。ここに来るまで半年間肉体労働の仕事をしていました。至らない点があると思いますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします」

あまり覚えてないですが、

こんなことを言ったと思います。

 

朝礼が終わり

いよいよ仕事はじめです。

 

ところが、

ここで衝撃の事実を知らされます。

 

 

もう1人臨時職員が居ました(笑)

70歳くらいのおじいちゃんです。

 

いやいや20人弱の課に3人の臨時とか多すぎるよ(;^_^A

臨時職員こんなにいらんて

 

 

そう思いながらも

とりあえず

3人ともにこやかに挨拶を済ませました。

 

しかし、

この時点では知る由もありませんでした。

半年間でこの3人の仲が最悪になることを・・・

 

 

 

おじいちゃんに仕事を教えてもらう

そのおじいちゃんは

僕らよりも1か月ほど早く雇われていました。

 

なので

僕とおばちゃんは

おじいちゃんから色々仕事を

教わることになります。

午前の仕事

コーヒーの補充、コーヒーの淹れ方レクチャー

ポットのお湯補充

新聞の切り抜きとファイリング

郵便物受け取り

 

 

午後の仕事

ゴミ捨て

コーヒーの補充

郵便物と夕刊受け取り

コーヒーメーカー洗浄

 

 

 

ニプー
ハアハア(*´Д`)県庁の臨時はハードすぎるぜ!
しかも、おじいちゃん、めっちゃ丁寧に教えてくれるやん・・・

 

 

とまあ

これが県庁の臨時職員の1日でした。

ここに職員さんから追加で

「資料のコピー」や「テープ起こし」

等の雑用を貰ったり、

部署によっては電話の引継ぎ作業があります。

 

正直言って市役所の臨時の方が

もっと働いていると思います。。。

 

 

半年間、この1人で楽勝な仕事

3人の臨時で分担しながらこなしていくことになりました(笑)

 

今思うと本当にあきれ返るような・・・

 

しかし、僕も元公務員

臨時職員とはこういうものであると心得ていました。

 

 

 

絶対に行きたくない飲み会

入庁してすぐに

飲み会が開催されました。

 

 

下戸で全く飲めないし

宴会自体が苦手ということに加えて

 

飲み会なんて正規職員が愚痴を言い合うだけだから

臨時の立場としては行きたくないよー(;´Д`)

しかも有料とな。

 

 

まあ、しかたありません。

 

気持ちをグッとこらえて

仕事終わりの指定時間に

飲み会の会場へ。

 

 

すると

 

おじいちゃんが欠席してました!

・・・年寄りは強いな(;^_^A

 

とにかく、場の雰囲気になじみながら

あいさつ回りをこなしていきます。

 

酒が入ったテンションの高い職員たちに

話を合わせながら奮闘し続け・・・

 

なんとか飲み会は終了

 

 

こうして入庁して1週間

なんとか魔の飲み会をやり過ごし、

ほっと胸をなでおろしました。

 

 

 

入庁1ヵ月で心がズタズタに

臨時職員をする前は

半年間民間企業にいたので

やることが無くなると

「な、何かしなければ(゚Д゚;≡;゚Д゚) 」

となっていましたが

 

ここは県庁、そして僕は臨時職員、

仕事が無いときは本当に何もありません。

とりあえず周りの人に聞いてみますが

本当に無いです(笑)。

 

というか

市役所の僕がいた課より

遥かに正規職員が忙しくて

余計に聞きにくい。。。

 

 

入る前はある程度覚悟していましたが

余りにも今までの職場環境と違い過ぎて

 

ニプー
自分はいったい何をやってるんだろう・・・

 

と1日に何度も考え込む日々。

 

 

しかし、この悩みは1ヵ月もすれば

徐々に薄らいできます。

 

環境になじんでくるというか

ダメな状況に浸り続けると

本当にダメになっていくことを実感しました(笑)

 

 

 

年下の正規職員に馬鹿にされる

年下の正規職員にちょくちょく

馬鹿にされるようになりました(笑)

直接的には言ってきませんが

言葉の端々に嫌味をにじませてきます。

 

これは以前

この記事でも語りましたが

【公務員の臨時職員は副業OK?】県庁や市役所の志望動機から面接対策まで徹底分析

今回は 「公務員 臨時職員の一般事務」 がどういう仕事なのかをご紹介いたします。   僕は過去に公務員をしていました。 市役所の職員です。   大金を求め市役所を辞めた後 色々あっ ...

続きを見る

 

公務員と臨時職員の圧倒的格差により

どうしても見下されてしまう環境が出来上がります。

これに関してはある程度仕方ないこととして

割り切るしかないです。

 

これも入庁前から覚悟していたこと。

耐えるしかありません。

 

 

 

おじいちゃん 職場で嫌われる

入庁して2か月

少しずつ職場になじみ始め

人となりもわかり始めます。

 

その段階でやっと

気付きましたが

 

おじいちゃんが嫌われているようです。

 

70歳ということもあり

融通が利かないところと

 

パソコン作業が苦手で

テープ起こしや資料作成が

上手くできないところが問題になっていました。

 

このしわ寄せは僕とおばちゃんに

やってきます。

 

そんなこんなもあり

おばちゃんとおじいちゃんの仲が

徐々に険悪になってきました。

 

僕は穏健派なので

特に両方共と仲が悪くならないように

中立を保っていました。

このころまでは・・・

 

 

 

おばちゃんのヤバい行動

入庁から3か月

今度はおばちゃんのヤバさが

目立つようになります。

 

 

ゴリゴリの腐女子であることが発覚

ある日

おばちゃんの友達の

臨時職員がやってきて

大声で腐女子トーク

を始めました。

 

 

周りの職員ドン引き!

 

僕も平然を装っていましたが

内心バクッバク!

 

データ入力業務中だったので

ミスしまくり!

 

結局やり直しとなりました。。。

 

 

そして、このころからおばちゃんの

ヤバさが浮き彫りになってきます。

 

 

 

おばちゃんのやる気が無くなる

おばちゃんが職場になじみ始め

徐々にやる気が減少。

 

・テープ起こしは肩がこるからやりたくない。

・電話対応代わりにやって

・おじいちゃんと一緒に作業したくないからこれもやってetc

 

仕事が僕の方にやってくるようになりました。

大した量ではないので

あまり問題ありませんでしたが

 

このころから

おばちゃんにストレスを感じるようになります。

 

 

おばちゃん ついに禁忌を犯す

そんなある日

おばちゃんは1週間の長期休暇を取得します。

(臨時職員の有給は10日間)

 

しかし、

すでにガンガン有休を消費していたので

1週間分も無いはず・・・

 

どういうことだ(・・?

と疑問に思っていると

どうやら体調不良とのこと。

それなら仕方ありません。

 

 

おばちゃんが休みの間

余計なストレスを感じず

のびのびと過ごすことができました(`・ω・´)b

 

しかし、

後で知りましたが、

この長期休暇は「生理休暇」という

特殊な有給制度を利用したもので

 

 

しかも、休暇中に

海外旅行するという禁忌を犯していました。

 

もう開いた口がふさがりません。

おばちゃん・・・まじでホンマに・・・。

(しかし、これは特に問題にならずに終了)

 

 

 

おじいちゃんだけボーナスゲット

12月は待ちに待ったボーナスの月

正規職員は夏冬の合計で4か月分の賞与をもらうことができます。

 

しかし、ボーナスは正規職員だけのものではありません

臨時職員も貰えちゃいます!

 

しかも1か月分もらえるので

薄給の臨時職員には非常にありがたいもの。

 

ところが、僕とおばちゃんは

ボーナスがもらえず

貰えたのはおじいちゃんだけ。

 

どういう制度になっているか不明ですが

雇用期間が半年の僕らには

受給資格が無いようです(;´Д`)

 

この時、僕は

 

ニプー
こんな楽な仕事でボーナスがもらえること自体がおかしいから、別にいらんか。。。

 

と思っていたので

おじいちゃんがボーナスをもらっていることに

余り嫌悪感を抱きませんでした。

 

 

しかし、おばちゃんの不満爆発!

おじいちゃんとの仲がさらに険悪になったことは

言うまでもありません。

 

 

 

そして臨時職員同士の仲は最悪に

入庁4か月

新年を迎えしばらくしたころ

 

僕とおばちゃんの仲が険悪になっていきました。

 

理由は、おばちゃんによる連日の愚痴と

仕事の押し付けのストレスによるものです。

 

結果、おばちゃんは

僕とおじいちゃん、両方と口を利かなくなりました\(^o^)/

 

ただ、これでは仕事が回らないので

仕方なくおばちゃんと必要最低限の業務連絡を

取ろうとしますが

 

いちいち、ため息をついたり、

逆ギレしてきたりで

何度か一触即発状態になりかけました(笑)

 

こんな感じです。

 

(何度も仕事を押し付けてきたので)

ニプー
「いや、これくらいやってくださいよ」
「はあ?それくらいやっとけよ(-_-メ)・・・ハァ(ため息)・・・」
おばちゃん

 

 

コレめちゃくちゃイラッとします!

本当に毎日イライラすることの連続で

 

これは一回やり合わなあかんな(; ・`д・´)

 

 

と思ってましたが

結局ドンパチすることなく終わりました。

自分の事なかれ主義というか

強く言えないところが本当に嫌になります。

 

 

 

おじいちゃんの就職先探し

さて、2月に差し掛かり

契約満了まであと2か月を切りました。

 

ニプー
仕事は相変わらず暇! アホになりそう\(^o^)/

 

しかし、そんな楽な仕事ももうすぐ終わり。

新たな就職先を探さなくてはなりません。

 

我々、仲良し臨時トリオも

就職活動を始めました

 

おばちゃんはどこか県外に引っ越すようですが

僕とおじいちゃんは新たな就職先を探しに

ハローワークに通います。

 

幸いなことに

僕は早々に次の就職先を

見つけることができましたが

 

おじいちゃんは

翌年度の県庁の臨時試験を受けながら

ハローワークで他の求人を探していました。

 

70歳と高齢ということもあり

就職先があまりないみたいです。

 

定年までは大手企業の営業の仕事をしていたようで

定年後も臨時で同様の仕事を

請け負ったりしていたそうですが

 

やはり、加齢による衰えには勝てず

再雇用はストップ。

あちこち職を転々としていました。

 

その話を聞いていたこともあってか

ハローワークで見かけた、おじいちゃんの

小さく哀愁のにじむ背中はどこか寂しく

今でも強く印象に残っています。

 

その後

おじいちゃんは他の自治体の

臨時職員に採用されました。

 

 

 

桜の咲く季節 雇用期間満了

そして

3月末

半年間お世話になった職場とも

お別れの時が近づきます。

 

月末に正規職員さんが

近くの飲食店で

昼食会を開いてくれることに!

 

 

臨時職員なんて

大した仕事をしていないのに・・・( ;∀;)

 

市役所では

お世話になった臨時職員に

こういうサプライズ的なことを

していなたかったので、

感謝と共に、すごく申し訳なく感じました。

 

 

最終日

朝のうちにお世話になった職員さんにお礼回りをし、

職場の皆さんが召し上がる用のお菓子をプレゼント。

 

お昼前に

花束をいただき職員さんに見送られながら

退庁しました。

 

 

 

半年間を振り返って

まず、県庁の職員さんが

非常に優しく接してくれたのが

印象的でした。

 

このメカニズムは

コチラの記事でも詳しく書きました。

【公務員の臨時職員は副業OK?】県庁や市役所の志望動機から面接対策まで徹底分析

今回は 「公務員 臨時職員の一般事務」 がどういう仕事なのかをご紹介いたします。   僕は過去に公務員をしていました。 市役所の職員です。   大金を求め市役所を辞めた後 色々あっ ...

続きを見る

 

いずれにせよ

お世話になった県庁の職員の皆様には、

感謝以外の言葉が見つかりません。

 

 

ただ、残念ながら県庁の半年間は

何も得られるものがありませんでした。

やはり、ある程度の困難を

乗り越えていかないと身に付くものは少ないです。

 

もちろん、僕も

ただただ、日々をぼーっと過ごしていた

わけではございません。

家に帰ってからYouTubeの勉強をしていたので

その点においては有意義な時間を過ごせました。

 

 

公務員の臨時職員は

将来的にやりたいことがある人じゃないと

人生を無駄に浪費することになりかねません。

ご注意くださいませ。

 

 

 

以上が

半年間の臨時職員体験となります。

かなり前なので記憶をたどりながら書きましたが

仕事自体がしょうもないので

 

結局、おばちゃんに振り回された話が

メインとなってしまいました(笑)

 

 

コロナ救済措置で

公務員の臨時職員の募集が増えています。

不況に強いのは

公務員だけでなく臨時職員も同じです。

 

次の仕事への腰掛に最適な仕事なので

一度検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

長々と書きましたが

このブログが不安を抱いている方の

一助になれば幸いです。

 

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以上

努力型ブロガー

「ニプー」でした。

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